世の中には様々なタイプの占星術家や占い師の方々がいらっしゃいます。それぞれ得意分野が違います。もし、お客様のご要望が僕に満たせなさそうであれば、他の方に依頼された方がよいです。それを事前に確認していただくための項目です。
僕はホロスコープだけを見て、結論を一言で言うことができません。お客様との対話を通して周辺情報を得たり、解釈を調整したりする時間が必要です。直観が働くためには、その過程が必要です。そのため、占星術セッションの最短時間は1.5時間、最大3時間までは一律同じ料金(16,000円)とさせていただいています。
時間内であれば、複数のご質問にお答えすることもできます。複数人のホロスコープを読むことも可能です。ただし、人数が増えるほどお1人あたりに割ける時間は減ります。
僕は「解釈がホロスコープのどの配置から導き出されるのか」という根拠も含めてお話しするようにしています。その理由は、聞き手であるお客様が、情報を整理する手掛かりになるからです。また、表面的な解釈の言葉だけでなく、その背後の関連性も合わせて知ることで解釈が一段と深いものになります。
そのため、占星術そのものに興味のある方、勉強されている方には最適だと思います。占星術について全く知らない方には、専門用語をできるだけ平易な言葉に置き換えてお話しいたします。
「人生相談ではなく、占星術に関する疑問を解消したい」「ミニレクチャーをお願いします」というご要望も少なくありません。大歓迎です。
これらは占星術の専門的な手法の名前です。僕にとっては欠かせない信頼できるものですが、取り入れている占星術家の方はそれほど多くはないように感じます。そのため、既にご自身のネイタルチャートをご存知の方にとっても、これらがもたらす情報は「新発見」になることが多いようです。
実際、「私の◯◯という特徴がネイタルチャートのどこにもないと思っていたら、ココに出ていたのですね!!」という反応はとても多いです。これらは補足的な要素にとどまらず、個性を代表するような特徴を示す場合もあります。
僕は対話を通して解釈を精査する過程が必要なので、「ともかく結論だけが知りたい方」にとっては話が長くて回りくどいと感じられると思います。
僕が理解しているのは西洋占星術のカテゴリーの中で現代占星術と呼ばれるものです。古典(伝統)占星術のルールを基礎としたホラリー占星術(読み手が質問者の質問を理解した瞬間に作成したホロスコープから、その「答え」を読み解く手法)は勉強中なので、ホラリー占星術でしか答えられないご質問にはお答えできません。
例えば「今の仕事は辞めた方がいいですか、続けた方がいいですか」「今年の試験に合格できますか」「私には子供ができますか」のような「Yes/No」や「A or B」を具体的に判断するご質問にはお答えできません。(僕が「鑑定」ではなく「セッション」と書いている理由もこれです。)
ただし、別のホロスコープからあり得そうな可能性や傾向を読み取り、その情報からより自然な選択肢や、時期を推理することならば可能です。今まではそのように解釈してきています。
「いつ結婚できますか」「いつ彼と出会えますか」というご質問について、今の僕の技量ではそれを具体的に判断することができません。
しかし、ネイタルチャート(生まれた瞬間のホロスコープ)から、理想とするパートナー像や、恋愛の傾向、対人関係のパターンなどを読み取ることは可能です。変化してゆく時期的な配置から、出会いや対人関係においてのポジティブな変化がありそうな時期を読み取ることは可能です。
また、シナストリーチャート(2人のネイタルチャートを重ねたホロスコープ)から、相性を読むことも可能です。お互いの天体が相互に与え合う影響などがわかります。しかし、そのチャートから「この人と結婚できますか」「この人は運命の人ですか」というご質問について、僕はお答えすることはできません。
占星術に関する僕の理解度をまとめたものです。(2020年9月の時点)
※ 僕が知っている範囲において事柄です。